あなたも普通に食べている? 実は体に良くない食べ物
理想的なバランスで食事をとる。
間食を過度にとらない。
飲みすぎない。
寝る4時間前からは何も食べない。
体に良いとされていることは、星の数ほどあるかもしれません。
せっかく気をつかって正しい食習慣を送っていたとしても、肝心な食べ物自体は何であっても大丈夫なのでしょうか?
「薬」だって、場合によっては毒になってしまうこともあるから、食べること自体が体に良くない食べ物だってあると思うのです。
今回は、この時代の食環境を眺めてみて、“今一般的に考えられる”リスキーな食べ物や食事って何かな?と考えてみました。
魅惑のジュース・ケーキ・和菓子などなど
500mlのペットボトル1本につき、角砂糖に換算するとコレだけと同量!というのを見聞きしたこと、ありませんか?
病院や歯医者さん、学校などによく展示してありますよ。見れば一目瞭然です。
ペットボトルの飲み物には糖類が多いんですよね。
たとえば、とある有名スポーツドリンクのペットボトル1本500mlには、砂糖に換算すると3グラムのスティックで10本分、つまり30グラム分もの糖類が入っているのです。
凶暴なほどの砂糖、もとい果糖ブドウ糖液糖の量です。
成人の1日の砂糖摂取推奨量は、約10グラムとされています。
なので、お子さんが1本飲むってことは、ものすごく体に負担がかかる量なんですよね。
日頃からジュース類を頻繁に飲む習慣をつけてしまうと、糖類過多になりやすいのです。
なら紅茶の“ストレートティ”とかにすれば大丈夫?
油断しないでください。そんなものにまで糖類を添加しているメーカーもあるのですから……。
成分表を見て、どのくらい入ってるかをチェックして飲んだほうがよさそうですね。
言うまでもなくケーキなどのお菓子にも、恐ろしい量の糖類が含まれています。
スポンジケーキを焼いたことのある方ならお分かりかと思いますが、ずいぶん砂糖をたくさん入れますよね?
和菓子はヘルシーだと思われがちですが、それでもやっぱり砂糖はかなりの量入ってます。
糖類の取りすぎはどうして体に良くないかご存じですか?
体に入った余剰糖は中性脂肪となって、体脂肪に変わります。つまり太ります!
肥満だけでなく、せっかく摂取したタンパク質を糖化させる原因になります。
さらに、代謝の段階で大量にビタミンB1を奪ってしまいます。B1が慢性的に不足すると脚気や精神疾患につながる可能性が出てきます。
また、中性脂肪が増えて血液がドロドロになってしまうことも……。
そうすると、血管も硬化して……。
毎日、砂糖をたくさん取りすぎる生活。こんなふうに生活習慣病や致命的な病気へ一直線の道筋を自ら引いているようなものです。
まだまだ、怖い話になりますが……。
合わせてだんだんと慢性的な高血糖状態になっていきます。これは、いわゆる糖尿病道一直線。
しかも、自覚症状のないまま進行していくのです。
本来、血液中の糖は、体の各組織を動かすためのエネルギー源として、一定の量が保たれた状態で存在しています。
食事などで血糖値が上がるとインスリンが分泌されて血液中の血糖を取り込みエネルギー化したり、タンパク質合成などを促したりすることで、一定量を保つようになっているのです。
ところが、このインスリン分泌のペースが追い付かないくらい高血糖が続いたり、インスリンの分泌量が不足しつづけると糖尿病になってしまうのです!
こうなると血糖をうまく利用することができなくなり、血糖があるにもかかわらず各組織はエネルギー不足だと感知して、脳はもっと糖を摂取するように命令を出します。
甘い物をますます食べたくなってしまうんですね。
そこでまた血糖値が上がり……という悪循環になってしまうわけです。
すぐ「甘いものが食べたい」と思うあなた。
すでにマズイ状態かもしれません。
炭水化物は当たり前な顔をして、かなりヤバイ

ご飯、パン、パスタ、そば、うどん、イモなどなど。つまり主食となっているものは基本的には糖類と同じって知ってましたか?
炭水化物は消化分解されてブドウ糖になりますので、ジュースやお菓子類などの甘いものを我慢していても、炭水化物を過剰に摂取してしまうと、やはり糖類過多になってしまいます。
とくにパン類は、製造過程で糖類や脂肪も使われますので、満足するまで食べてしまうと思わぬ糖質&カロリー過多になる危険性があります。
「大盛り無料」や「バイキング」という単語に目がないアナタ。
少し抑えてみることも長い人生の自愛になると思えば、我慢のストレスも減るかもしれませんよ〜。
健康に良さそうでも体に良くないフルーツの食べ方
「果物はフレッシュでヘルシーだから、たくさん食べて大丈夫よ」と思われている方がいらっしゃると思います。
ところが大丈夫とは言えないのです。
果物には果糖というカタチで糖類が含まれていて、基本的に砂糖や炭水化物と変わらないのです。

“リンゴダイエット”“バナナダイエット”など、単品だけ食べ続けるダイエットがありますよね。
こういった単品フルーツダイエットで果糖摂取に偏った方法を採っていると、体の維持機能が「低栄養状態だ→これは生存環境の危機だ〜」と、脂肪を蓄積する方向に働きます。
筋肉などの体組織を分解してエネルギー源とし果糖を脂肪として蓄えはじめるんです。
当然ながら体脂肪率はあがってしまい、基礎代謝は下がってしまいます。
どんどん痩せにくく肥りやすい体質に転がり落ちてしまうのです。
みんな大好きでも体に良くない調理済み冷凍食品
うまみと満足感を高めるために、冷凍食品は全体に味が濃くなっています。
言うまでもなく、塩分・糖質・脂質過多。
たとえばスーパーで売ってる調理済み冷凍パスタ。
食べ終わったあとの器に残った脂の多さ、見たことありますよね?
この油、どんなものが使われているんだろう? …と考えると、少し怖くなってきますね。
同じ量の油を使うなら、オリーブオイルにニンニクを入れて低温でじっくりとうまみを出して、ペペロンチーノでも作ったほうが、ヘルシーで、よりおいしく食べられると思いませんか?
パスタを茹でて、ニンニクを切るだけ。冷凍食品を解凍して準備するのと手間はそんなに変わらないかもしれませんよ。
調理の仕方や食材によって、味も栄養価も変わってきます。
多少の手間を“楽しんでみる”という感覚でいれば、料理のレパートリーも家族の健康もスコアアップ。
今よりストレスフリーな生活に近づけるかもしれません。
いろいろな能書きや上塗りのために“調整”されたもの
低カロリーとか、低脂肪とかを前面に出している食べ物って多いですよね。
でも、これってたいていは、代替の“何か”が入っている場合が多いのです。
それが、何か説明できますか?
糖類に代わる人工甘味料。
脂肪分に代わる謎の油脂。
単に糖類や脂肪分をカットしただけなら健康に悪い影響はないでしょう。
でも、こういった代替物質が入っている場合は気にした方がいいかもしれません。
基本的に省きたくなる高カロリーなものは、その食品・食材にうまみをもたらしているという側面があるのです。
なので除去した場合は、どうしても本来の味より劣ったものになってしまいます。
それを補うために代替物質を入れるのです。
たとえばノンオイルのドレッシングなどは、油分がない分、味を濃くするために人工甘味料や果糖ぶどう糖液糖、塩分がかなり多くなっています。気をつけたいですね。
それならば、いっそ食べない、量を考える、控える、調理方法を工夫する…… という制限の中で、ナチュラルなものを選ぶという考え方もあるのではないかと思います。
ファーストフードやジャンクフードも体に良くない
ファーストフードは安価で満腹感が得られるので、ついつい利用してしまいがちです。
だからこそ、とくに意識したほうがよいのです。
脂肪過多、塩分過多、炭水化物過多、セットで炭酸ジュースでも飲もうものなら、糖類過多もくっついてきます。
悪魔のセットですよ。お得なセットには注意です!

それから、いわゆるジャンクフードも気をつけましょう。
ジャンクフードって定義は難しいのですが、アメリカでいわれている、ピザ、チョコレート、ポテトチップス。
この三大ジャンクフード。気をつけたほうがよさそうな理由は、もう、言わなくとも分かりますよね!
おわりに
今回は脅すような怖いことばかりをお話しました。
でも、これらのことを知っている、日頃から意識しているだけでも、体に良くない食事が減るのではないかと思います。
でも、あまり過度に「これは体に悪そうだから食べない。」というふうに徹底しすぎると、逆にストレスになってしまいますし、せっかくの楽しい食生活が味気な~いものになってしまいます。
昨日ケーキを食べたから、きょうは甘い食べ物は我慢しよう、とか、ちょっと運動しようといった工夫をするといいかもしれません。
食事も人生もバランスですよね。うん、バランス!
